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高齢者施設 ボランティアの力

ボランティアの力 えっちゃんのブログ
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昨年4月、私が定期的に通っていた高齢者施設から一通の文書が届きました。

ー新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のための対応についてー
日頃より当施設の活動にご協力頂き、誠にありがとうございます。
当施設では、新型コロナウイルス感染症に対する感染防止対策として、当面の間、ボランティア活動の受け入れを停止を決定いたしました。

入浴介助ボランティア

私の場合も、週1回ではありましたが、シーツ交換や、入浴の補助、機能訓練の補助業務を行っていましたが、昨年の4月以降はお休みしています。
私自身が呼吸器疾患を持っていることもあり、この先、ボランティア活動は出来なくなるかもしれません。

高齢者施設では多くのボランティア団体が登録し、様々な活動がなされていました。
私のような介護ボランティアや、清掃ボランティア、傾聴ボランティア、行事ボランティア、理美容ボランティア、園芸ボランティア、買い物ボランティア・・・など様々な方が活動していました。
コロナ禍の現在、多くの高齢者施設などでは、感染対策でボランティアの受け入れも制限されています。
ボランティアの活動は、こうした施設でとても重要な役割を担っていたと思いますが、コロナ禍では、現場で働く介護職員が、ボランティアが担っていた業務も行わなくてはならなくなりました。

以前、勤務していた社会福祉法人では、多くのボランティア団体や、個人の参加協力がありました。
中でも印象に残っているのは、理美容組合の方々の無償ボランティアでした。

地域の理美容組合の方々が、毎月第2火曜日のお店の定休日に入所者様のヘアカットにボランティアで来て下さってました。

様々なボランティアの方々

最初の頃は、新人の理容師さんや美容師さんの方の経験値を上げたいということだったのですが、毎回十数名もの理容師さんと美容師さんが来られるようになっていました。
さらには、カットを行ってくださるのは新人さんだけでなく、20年、30年と現場では職人の域を越えたベテランの理容師さんや美容師さんも参加されるようになり、とても助かっていたことが思い出されます。

個人で参加されている音楽家の方々の演奏会、地域の幼稚園の園児のお遊戯会の発表、様々なボランティア活動が、このコロナ禍ですべてが中止となってしまっているのです。
また、地域の婦人会で結成されたボランティア団体は、毎週10名の参加があり、施設内外の清掃や、花壇の世話、入所されている方々の洗濯補助など多岐にわたり助けて頂いておりました。
入所者様の買い物の代行や、傾聴ボランティアなどは、職員が手薄なときには本当に助かりました。

実は、このボランティア団体の会長さんから、解散するという連絡をもらったと言います。
コロナ禍で施設の活動を控えていた最中での申し出でした。 
施設側は、新型コロナウイルス感染症が収束すれば、活動は再開されると思い込んでいたので、とても残念に思いましたが、冷静に考えると、ボランティアさんは60歳以上の人がほとんどですから、解散する理由も納得できたと言います。

老人ホームのボランティアの目的は施設や地域によって様々ですが、地域住民の交流と社会活動参加です。
老人ホームの入居者は普段は同じホームの入居者や施設の職員以外と交流する機会があまりありません。
そのため、地域住民とのかかわりは老人ホームに入居していてもその地域で暮らしているという意識につながります。
このようなことから、地域の方にボランティアとして参加していただくことは老人ホームにとっては大変ありがたいことです。

花を植えるボランティア

ボランティアに参加したいと希望された方や、何となくボランティア参加することになった方など、参加する理由はさまざまだと思います。
ただ、ボランティアに参加することは相手だけではなく、自分にとってもメリットになることがたくさんあります。
ボランティアで得るものは、プライスレスな経験値です。
こうして得た経験は、その後の人生に必ずプラスになり、ピンチのときには助け、弱ったときには支えになってくれると思います。

もしもあなたが学生なら、就職活動でアピールすることもできますし、何よりも社会人になる備えとして、かけがえのない経験ができます。
あなたが子育てや仕事を卒業して時間に余裕のある大人であっても、さまざまな立場・価値観の人と関わり、人間関係を育てることは、大きな生きがいとなって人生を輝かせてくれます。

若者のボランティアは人として成長も

人生の経験値を積み上げることができる介護のボランティア。
やってみたい気持ちがあるなら、その気持ちにフタをすることなく、ぜひチャレンジしてみましょう!
ただしプライバシーへの配慮やリスク管理はきちんとしておくことを忘れずに・・・。
ボランティア活動中に起きた事故や怪我などを保障するボランティア保険というものがあるので、心配な人は加入しておくと安心です。

一日も早く、コロナ感染が収束し、様々な施設が平穏を取り戻し、多くのボランティアが活躍できる日を願っています。

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